動悸・息切れ(息苦しさ)が
気になる方へ
動悸や息切れは、日常のストレスや疲れなどによって、健康な方でも一時的に発症する可能性があります。
しかしその内には、循環器や呼吸器の疾患によって引き起こされている場合があるため、注意が必要です。
咳や痰がずっとからむ
からだを動かすとすぐに息切れが起こる
ヒューヒュー、ゼーゼーと耳障りな呼吸音
呼吸のしにくさ、冷や汗
胸の痛み
吐き気、嘔吐感
特に以上のような症状が日常的に起きる際は、疾病に起因する症状の可能性が高まりますので、
一度検査してみることをおすすめします。
動悸とは
心臓の拍動を強く速く感じる、脈拍が乱れる症状のことを指します。
激しい運動ではなく、軽い運動や日常の中でも動悸が起こるようなら、心臓の働きが悪くなっている可能性があります。
心臓は十分に血液を送れていないと、拍動数を増やして不足を補おうとするのです。
また軽い運動をしていない場合でも、精神的なストレスがかかると脈は速くなります。
過労や睡眠不足、女性なら貧血やホルモンバランスの乱れによっても動悸は起こります。
息切れとは
「ゼエゼエ息が切れる」
「いつもよりなぜか胸が苦しい」
激しい運動などによって身体中の酸素が足りないと感じると、身体は無意識に息をたくさん吸い込むことで問題を解決しようとします。
軽い運動で息切れがする際は、動悸と同様に心臓や肺の働きが悪くなっている可能性があります。
動悸・息切れ外来で
何がわかる?
・呼吸器に問題がないかどうか
・心臓に問題がないか
・ストレスで身体に負荷がかかっていないか
・現状をよくするには何を変えればいいか
・翌日からできるアクション
動悸・息切れは、重大な病気の兆候として出る場合があります。
上記の通り、なぜ心臓や呼吸器の働きが低下しているのか原因を知ることで、症状を改善することができます。
当外来では、症状を詳しく伺い、心臓や呼吸器の疾患の可能性を診察します。
気になる症例がある方は、MRIやCTを使った精密検査も可能です。
緊急性の高い
動悸・息切れは?
動悸・息切れでもっとも気をつける必要があるものは、別の症状が一緒に出ているときです。
・ふらつき
・めまい
・呼吸困難・息苦しさ
・胸の痛み
・冷や汗
・吐き気・嘔吐感
・失神
動悸・息切れとともに以上のような症状がでた場合には、早期の受診をおすすめします。
具体的な例として、以下の病気が考えられます。
心不全
狭心症
不整脈
心臓弁膜症
高血圧症
低血糖症
甲状腺機能亢進症
バセドウ症
貧血
など
お気軽にご相談ください
当院では医師による診察に加え、診察結果に応じてCTスキャンやエコー機器を用いた精密な検査まで行う、
一貫した診療を提供することが可能です。
動悸・息切れは、痛みとは異なり見落としやすい症状ですが、身体からの無言の合図である可能性があります。
「最近、動悸(息切れ)が気になる」という方は、一度お気軽にご相談ください。