
物忘れ症状が
不安な方へ
- 最近、人の名前や言いたいことがすぐにでてこなくなった
- 要領が悪くなったり、日常生活に必要な作業が遅くなったりする
- 置き忘れやしまい忘れをすることが多くなった
- 同じ話や同じ質問を繰り返すと言われる
- 家族に認知症の疑いを指摘された
上記の項目に当てはまる方は、物忘れ外来受診をおすすめします。

知っておきたい認知症の種類
- アルツハイマー型認知症
- 血管性認知症
- レビー小体型認知症
- その他の認知症などがあります


軽度認知障害MCI(Mild Cognitive Impairment)
最近、MCIが話題になっていますが、MCIは認知症そのものではありません。
認知症と完全に診断される一歩手前の状態です。
放っておくと認知症に進行しますが、適切な予防をすることで健常な状態に戻る可能性があります。

物忘れ外来ではどんな検査をしますか
- 問診や簡単な物忘れチェック検査
- 脳MRI検査(50歳以上の方は萎縮度検査(VSRAD)※)
- 一般血液検査+甲状腺機能検査など
- 必要に応じて簡易睡眠ポリグラフィ検査などがあります

※萎縮度検査(VSRAD)

認知症の治療

認知症の治療には予防と生活習慣病の管理が重要です。
生活習慣病は特に高血圧症、糖尿病や腎臓病などです。
また、甲状腺機能低下症などや薬物の副作用による影響や、睡眠時無呼吸症候群などが陰に隠れていることがあるので、きちんとした問診が重要です。
VSRADで萎縮が進んでいるかたは薬物治療が選択されることもあります。
参考文献
からだを元気にするMCIハンドブック(国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター)
コラムをご参照ください。
https://smartdock.jp/contents/symptoms/sy011/
お気軽にご相談ください
物忘れ症状が不安な方、まだ詳しい検査を受けたことがない方など、お気軽にご相談下さい。