血管性認知症の対処法は脳卒中の再発予防や症状を改善する薬を使う

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血管性認知症の対処法

血管性認知症の対処法血管性認知症の対処法
脳卒中が原因で血管性認知症になった場合は、脳卒中の再発予防が認知症の発症や進行を防ぐために欠かせません。 対処の基本は、食事や運動、禁煙など生活習慣の改善 で、それで不十分な場合は薬を使用します。
薬は大きく分けて2タイプあり、1つは生活習慣病や「心房細動」という不整脈など、脳梗塞の原因となる病気の薬です。もう1つは、脳梗塞を引き起こす血の塊を作らせないために血液をサラサラにする薬で「抗血小板薬」や「抗凝固薬」があります。
脳小血管病の悪化を防ぐ対処も、生活習慣の改善や、必要に応じて生活習慣病の薬を使用することが大切です。

血管性認知症の症状を改善する薬

血管性認知症の症状を改善する薬
血管性認知症に多い意欲低下・うつ・不安感・注意力低下などの症状がある場合は、脳の血管を拡張する「脳循環改善薬」や、神経細胞の代謝を促す「脳代謝改善薬」を使います。

血管性認知症とは
脳の血流障害によって起こる血管性認知症 脳卒中が原因のものと脳の細い血管に起こる2タイプあり

  • 症状 : 性認知症の症状は進行するにつれてさまざま。 受診先もタイプにより異なる

  • 対処法 : 血管血管性認知症の対処法は脳卒中の再発予防や症状を改善する薬を使う

©NHK 制作協力NHKエデュケーショナル
※2021年3月現在の内容です