軽度認知障害と診断されたら、原因となる病気の治療や自分でできる対処法を行う

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軽度認知障害による変化を日常生活でチェック

軽度認知障害による変化を日常生活でチェック
軽度認知障害に早く気づくためには、日常生活における変化を、家族や周りの人がいかに早くキャッチできるかが重要です。
たとえば、物忘れが目立つようになった、仕事や家事にかける時間が延びた、何となく元気や意欲がなくなった、普段と違う行動をとるのを嫌がるようになった、趣味から遠ざかるようになった、付き合いの範囲が狭くなったなどの変化がみられた場合は、軽度認知障害の可能性があると意識してみましょう。
気になる場合は、物忘れ外来や神経内科、精神科などを受診することをおすすめします。

軽度認知障害の対処法

軽度認知障害の対処法
もし、軽度認知障害と診断された場合は、その原因となる病気の治療が行われます。
たとえば、アルツハイマー病が原因の場合は、症状などに応じた薬物療法が行われます。糖尿病や高血圧などの生活習慣病はアルツハイマー病のリスクを高めると考えられているため、食生活の改善や運動などで改善や予防に努めることが何よりも大切です。
また、趣味や人との関わり、社会活動を続けることで、認知症への進行を遅らせる効果が期待できます。

アルツハイマー病とは
物忘れ、日常生活の動作に障害が起こるアルツハイマー病

  • 軽度認知障害とは : 記憶力低下などの症状がみられる軽度認知障害とは

  • 軽度認知障害の対策 : 軽度認知障害と診断されたら、原因となる病気の治療や自分でできる対処法を行う

  • : アルツハイマー病の進行を遅らせる薬には 2つのタイプ

  • 副作用と使い方 : アルツハイマー病の治療薬の副作用

©NHK 制作協力NHKエデュケーショナル
※2021年3月現在の内容です