もやもや病の診断

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もやもや病のさまざまな検査法

もやもや病のさまざまな検査法もやもや病のさまざまな検査法
もやもや病を発見するには、MRI(MRA)、脳血管造影検査、脳血流検査などの検査が必要です。
MRI(MRA)では、脳出血の有無などを調べます。MRIの種類のひとつMRA(磁気共鳴血管造影)では、脳血管の大まかな状態をチェックすることができます。患者さんへの負担はほとんどありません。
もやもや病のさまざまな検査法
脳血管造影検査は、太ももの付け根からカテーテルを挿入し、その先端を脳の血管まで送り込み、造影剤を注入してX線撮影をします。脳血管の詰まりや、発達した異常血管の状態を詳しく調べることができます。脳血管造影検査は入院して行われます。
もやもや病のさまざまな検査法
脳血流検査は、脳血管の詰まり具合によって、脳血流がどれくらい減っているかを調べる検査です。腕の静脈から放射性医薬品を注入し、専用のカメラで撮影します。患者さんの体には薬の影響は残りません。

もやもや病
脳にある内頚動脈が狭くなることで起こるもやもや病とは

  • 診断 : もやもや病の診断

  • 治療 : もやもや病の治療

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※2021年3月現在の内容です